突然大きな揺れに襲われた時は、まずは自分の身を安全に守れるようにしなくてはなりません。
自宅での基本的事項
まずはドアを開けて、出入り口の確保をしましょう。
物が落下してくる危険性があるので、危険な場所から離れて揺れが収まるのを待ってから外に避難しましょう。
窓の近くはガラスが割れたりするので危険です。
窓際から離れましょう。
入浴中
もし、入浴中に地震が起きたらお風呂の蓋などを被り、頭部を守りましょう。
そして揺れが収まるのを待ってから避難しましょう。
調理中
台所では、無理に火を消しに行くと火傷の恐れがあります。
揺れが収まるまで待ちましょう。
コンロの近くでは調理器具が滑り落ちてくることがあるので、まずはそこから離れましょう。
揺れを感じて自動的にガスの供給をストップするガス漏れ遮断機(ガスマイコンメーター)がほとんどのご家庭に設置されています。
特性や使い方を確認しておくと良いですね。
エレベーター
地震の時は閉じ込められている人が大勢いると予想されます。
救助がすぐに駆けつけてくれるとは限りません。
エレベーターに閉じ込められても、焦らず、冷静になって「非常用呼び出しボタン」等で連絡を取る努力をしましょう。
屋外
路地にあるブロック塀が崩れて亡くなった人もいます。
揺れを感じたらブロック塀や石塀から速やかに離れましょう。
電柱や自動販売機も倒れてくることがあるので離れましょう。
屋根瓦や二階建て以上の住宅のベランダに置かれているエアコンの室外機、プランターなどが落下してくる可能性があります。
頭の上も注意しましょう。
いざという時のために、しっかりと自分や家族の身を守るイメージを付けておくことが大切ですね!